ひらめきが大切!

日々、新しいシステムや製品をつくり出しているNECエンジニアリングの社員たち。最先端技術を駆使するものづくりの現場で、難題に直面することはめずらしくありません。それを解決するのは何と言っても「ひらめき」。社員たちはどうやって「ひらめき」を手にするのでしょう。実は、その人なりのコツがあるようです。

  • CASE 1,未経験の分野を担当して,シスエムエンジニア,第一システムソリューション事業部プラットフォームソリューション部,岩本 和也工学部卒2004年入社,ある分野の設計/構築を担当することになった時のこと。これまで経験したことのない分野だったため、お客様の要望を理解できているにもかかわらず、自分の知識だけでは思うように作業が進みませんでした。ピンチに陥るとはまさにこのこと!

    ソリューションを考える上で、複数の課題を並行して解決していく必要があります。専門知識のある上司や先輩を思い浮かべて、助言を求めるために社内をウロウロ。皆さん快くアドバイスしてくださり、それでも解決策が見つからない場合は、さらに専門的な知識のある社員を紹介してくれました。

    課題が次々とクリアに! 無事案件を進めることができました。協力を惜しまない職場環境がありがたかったですし、問題解決を進める中で、人脈が広がったことは大きな喜びでした。以来、私自身も後輩からの疑問質問に、率先してアドバイスするようにしています。

    ひらめきの素
    • 事業部を問わず、上司や先輩にどんどんアドバイスを求める。
    • 社内のどの人がどのような知識が豊富なのか、興味をもつ。
    • 普段からより多くの社員とコミュニケーションを図る。
    • 休日は読書やバスケットボールを楽しみ、ON/OFFを切り替えてリフレッシュ。
  • CASE 2,あるソフトウェアの評価で,ソフトウェア開発,IPビジネス事業部エンベデッドソフトウェア開発部,山坂 麻衣,数学専攻修了2009年入社,消防デジタル無線基地局に組み込んだソフトウェアの評価を担当した時のことです。評価の手順が難しく、評価したくても条件がなかなか整いませんでした。時間ばかりが無駄に過ぎていき、八方塞がりという言葉がぴったりな状況に…。

    気分転換を図ろうと思い、同じ評価をしている別のチームの様子をのぞきに行くことにしました。世間話をしていたところ話題が評価の話に移り、「手順が難しく進捗が思わしくない」伝えると、あっさりと別の手順を教えてくれました。そんな方法があったか!とさっそく自席に戻り評価に着手しました。

    教えていただいた通りに進めていくと、実にスムーズに評価ができ、色々なケース、パターンでの評価ができました。その時担当していたのは、試作機だったのですが、この段階でシステムの運用に関わるバグを発見することもできました。

    ひらめきの素
    • チームの外に飛び出して、世間話がてら相談。話す相手は同期や先輩、上司といろいろ。
    • 休日は体を休めるために一日休養…なんてことはせずに、一日中思いっきり遊ぶ!
  • CASE 3,パソリンク用フィルタ開発で,ハードウェア開発,モバイルブロードバンド事業部RF開発部,宮本 貴裕電気工学専攻修了2001年入社,パソリンク(携帯通話のネットワーク内で使われるNEC製の固定無線伝送装置)に組み込むフィルタ開発をしていたとき。小型化がこの製品の要で、フィルタ自体の構成はかなりコンパクトにできたのですが、電気特性(通過ロス)が達成できません。これでは本末転倒!

    材料メーカーの営業担当者に相談したところ、なんと、自動車用パーツとしてよく使われている材料を紹介されました。これまで使ったこともなく半信半疑な部分もありましたが、その半面、意外性にちょっとワクワク。さっそく入手して試してみることに。

    いざ使ってみると通過ロスがよく、満足できるものでした。これならいけるかもしれない!もちろん、フィルタ自体を完成させるには他にもクリアしなければいけない問題が多々ありましたが、おかげで一歩前進することができました。

    ひらめきの素
    • 頭と体をしっかり休ませるために、長期休暇を利用して海外旅行へ。
    • 案件で行き詰ったら、IEEE(※)から公開されている学会資料や論文、規格集を読みまくる。

    IEEE:Institute of Electrical and Electronic Engineersの略で、「トリプルイー」と読む。電気・電子分野で世界最大の学会のこと。

  • CASE 4,子供向け携帯電話の開発支援で,ハードウェア開発(構造設計),基盤テクノロジー事業部第二構造開発部,李 ●('日'の下に'立')情報生産システム工学専攻修了2006年入社,子供向け携帯の構造設計を担当していたのですが、ある外観部品がどうしても仕様どおりに仕上がってきません。お客様にサンプルを提出する日はどんどんと迫り、気持ちは焦るばかり…。

    仕様に沿った部品にするためには、もっとアイデアや意見が必要で、それを統合して解決の糸口を見つけていこうと思いました。そこで、語学力をフルに活かして、海外の部品メーカーとNECグループの技術者からヒアリングを開始!

    中国人技術者と日本人技術者の間に立って、円滑に、かつ改善方法を求めながら意見を調整して、試作品を10品以上つくった結果、ついに仕様どおりの部品が完成。お客様に認めていただけるサンプルを提出することができました。

    ひらめきの素
    • 原因が見えてきたり、対処法がひらめいたりすると信じて、とにかく粘り強く問題と向き合い、最後まで決してあきらめない。
  • CASE 5,バスブリッジ関連のLSI開発で,ハードウェア開発(LSI設計),基盤テクノロジー事業部システムインターフェース開発部,平松 玄大理工学部卒2002年入社,バスブリッジ(複数のデータ伝送路間のデータ交換を行う)関連のLSIを開発していた時のこと。転送データを管理するアルゴリズムが思いつきませんでした。短納期の案件だったのでこのままでは、リリースに間に合わない!

    これ以上、前進しないまま時間を費やすわけにはいかないと判断して、頭を切り替えるため、先輩に時間をもらって、自分の考えと問題点を説明してみることにしました。

    説明することで頭が整理されたようで、話しながら自分の矛盾や課題に気づき、するすると解決の糸口が見えてきました。気がついた問題点を一つひとつ解決していき、これで検証工程までスムーズに進み、日程、品質ともに問題なくこの案件を完遂できました。

    ひらめきの素
    • 煮詰まった状態で考え続けない。
    • 考えに行き詰ったら、自分の考えを言葉にしてみる。誰かにプレゼンテーションして説明できない部分が出てきたら、それがひらめきのきっかけ。
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