本ウェブサイトでは、JavaScriptおよびスタイルシートを使用しております。
お客さまがご使用のブラウザではスタイルが未適応のため、本来とは異なった表示になっておりますが、情報は問題なくご利用いただけます。
2006年3月6日

NECエンジニアリングはこのたび、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)ウェハからチップを取り出し、光・電気特性の測定によって、チップの分類および再配列を行う「LEDチップ選別装置」を開発し、本日より販売を開始いたします。
LED市場は光の3原色(赤、緑、青)のLEDが実用化されてから応用製品が急速に拡大しております。近年では従来の蛍光灯や白熱球に比べてLEDのエネルギー消費量が少ないという特長から、省エネ対策の一環として照明用途への適用が期待されております。家庭やオフィスなどのエネルギー消費量のうち照明用途は約20~25%を占めており、日本の温暖化対策をまとめた「京都議定書目標達成計画」では2010年までに蛍光灯や白熱球全体の約10%をLEDに代替することで約340万トンの二酸化炭素の削減が可能とされています。このためLEDは2006年度以降毎年約15%の伸び率で普及が予想されており、現在は6,000億円と言われている市場規模も2010年には1兆円規模となる試算もあります。
しかしながら、一般照明として使用するには蛍光灯並みの明るさが必要であり、現行のLEDには次のような課題が挙げられます。
<LEDの一般照明化に向けた課題>新製品の「LEDチップ選別装置」は、ウェハからLEDチップを取り出し、光や電気特性を測定・分類する自動選別装置であり、例えば同等な特性のLEDチップごとに分類することで上述した課題の一つである色や光量のばらつきを解消し、均一なLEDチップを選別することが可能です。これにより食品売り場やレストラン、衣料品売り場、広告宣伝用ディスプレイ等の照明色が重要な役割を果たす製品選別工程への展開を期待しております。
一方、最近では発光効率を上げるためLEDチップ側面から光を放射するなどチップの形状に工夫がされていますが、新製品は測定部に反射ユニットを搭載しており、LEDチップの上面だけでなく側面から放射される光も合わせて測定が可能です。
一般照明用途への使用に向け、今後LEDの高出力化技術はますます進歩していくと考えられます。新製品では、こうした将来の高出力LEDに備え、2Aの大電流測定まで対応しております。
新製品の主な特長は以下の通りです。
また、LED市場は今後、新規参入が激しくなることが予想され、高出力化が進む可能性が高い市場であります。当社では、LED市場の急速な技術革新に柔軟に対応し、積極的に新製品開発やソリューション提案を行って参ります。
新商品の仕様につきましては、こちらをご覧下さい。
-以上-
NECエンジニアリング デバイスソリューション事業部 営業部
TEL:044-435-9625
NECエンジニアリング 経営企画部
TEL:03-5445-4411(代表)